今気になっている新しい薬のことと、・・

今まさに、気になっている治療薬のことです。

色々ありながら、全体的には順調な経過を過ごしている3年目。
婦人科の定期検診で体がんの検査をしてくれていたのですが、毎年何事も無いので、
今回もそうだろうと思ったのに、いきなりの、異常発見。精密検査になりました。

ノルバテックスを飲んでいるので、この副作用で稀に起こる場合がある(メリットの方が大きいですが)
正直、なんでまた・・と思いました。

乳がんが見つかる3年前にやめていましたが、婦人科の治療でピルを5年ほど飲んでいた時期がありました。この副作用で乳がんが起こるかもしれないので、と、聞いていたので、乳がんになった時は、ピルのせいじゃ??ととても怖くなりました。(外科の先生からは原因はわからないと言われました)そのことがあったので、今回も、え・・薬のせい?と思いました。婦人科の先生も、これが本当に悪かったら、薬はもう飲めないよとおっしゃるので、たいそう落ち込みました。

9月に異常が出て、10月に精密検査(これが、イターーーーーー!!!!と 声に出るほど痛かったです。)で異常は出ませんでした。このまま何回か繰り返し、異常なしが続けば、間隔開けていくということでしたが、その後1月、5月と受け、両方とも異常なしなので、次は半年後で良くなりました。
先生ごめんなさいと思いますが最初のは本当に痛くて、自分の手をつねって我慢しましたがそんなもので追いつく痛さじゃなかったのです。
本当に痛い・・。人生に経験した痛みで2番目ぐらい(1番は足骨折)
でもこれで何かあったら、もっと痛い検査しなくちゃならない、熱も出るし、入院してもらうと先生に言われていたので、毎度毎度本当に緊張します。帰りに神社でお祈りするぐらい(性格がビビリなので)怖いのです。
ノルバテックス飲めなくなったらもう、どうすれば??という不安もありました。


結局は今も飲んでいるのですが、外科の先生(この日代診で初めてお会いした)が、やはりリスクを考えると、次から薬変えたらいいと思うとおっしゃるのです。。。
実は、外科の主治医の先生がご病気で突然病院を辞めてしまい、次から会ったことのない先生が主治医になることになりました。それ自体も憂鬱なのです。

今までの主治医は、一緒に頑張ろうと言ってくれる とにかく優しい先生でした。婦人科での異常で検査に呼ばれた時もすごくショックだったというと、検査受けてるから見つけてもらえるのだから、とにかく、精密検査受けてみよ?ねっ!と、後押ししてくれました。
再建で形成外科に2回手術入院した時にも、わざわざ様子を見にきてくれる先生だったのです。
そういえば、最初の手術の時にも、循環器の主治医の先生に連絡したよ、頑張ってって言ってるよ。みんな応援してるから頑張ろう!と
言ってくれたことが、今でも思い出されます。
すごく応援してもらいながら、乗り越えてこられました。

細かな声かけが、どれだけ私の気持ちを助けたかわかりません。
手術前夜も、家族説明で 術中診断で拡大手術になった場合は再建せずに終わると言われ、気持ちが落ち込んだところに、夜、先生が(帰る仕度で)よってくださり、「何か もやっとしてることある?」と聞いてくれて、術中診断が怖いと本音が言えたこと。また、退院後は(全摘だし、再建準備のバッグを入れてるし、投薬治療をすることになったし)、診断書を書くから、仕事は1ヶ月は休みなさい、生活や気持ちが落ち着いてから働けばいいから、もっと長くてもいいぐらいよと 言ってくれたり、本当に手厚く診ていただいたことで、私はいつでも前を向いてこられたと思います。

なので、今は、先生が変わることにも、新しい薬の不安もあり、憂鬱な気持ちになってしまいます。
薬変えるんだ・・・。また調子悪い時期がやってくるのかなぁ・・という憂鬱さと、新しい先生とうまくやっていけるかなという不安があります。

同じ乳がんの人たちは、どういう気持ちでいつも乗り越えるのだろう??